<天才!!ひまつぶしドリル> 田邉亨 著
パズルや迷路、謎解きが好きな小学生におすすめしたいのが、田邉亨『天才‼ヒマつぶしドリル』です。子供が書店で見つけて「これ欲しい!」とすぐに気に入った本です。買って帰ったところ、息子は試行錯誤しながらパズルを解くことに夢中になっていました。
この本のすごいところは、本人は勉強している気なんて全然ないのに、実は国語や算数の学習になっているところです。パズルや迷路を解くために頭をひねっているうちに、漢字や慣用句、計算や数字のきまりなどに触れているのです。「やさしめ」から「かなりムズ」まで小学校の対象学年別に5冊発行されているので、その子に合ったレベルの本が見つけられます。息子は1・2年生対象の「やさしめ」を選びましたが、じっくりよーく考えれば答えがわかる程度の、ちょうどよい難易度でした。
カラフルな問題ページや個性的なキャラクターの楽しいつぶやきなど、イラストもじっくり見てほしいおすすめポイントです。大人も頭をひねる問題があるので、子どもと一緒に楽しめました。親子でチャレンジすることで楽しい「ヒマつぶし」ができますよ。