【考える力が身につく 東大ナゾトレ ドリル 2年生】
監修:松丸亮吾 発行者:小池英彦 発行所:株式会社 扶桑社
皆さんは認知能力と非認知能力とは何かご存知でしょうか?
認知能力とはいわゆる、テストの点数がいかに高いか、など目に見える数値で評価できる能力のことを指します。一方、非認知能力とはテストなどの評価出来ない思考力や判断力、忍耐力、または諦めない粘り強さなどを指します。従来の日本の教育は認知能力一辺倒でしたが、近年少しずつ非認知能力を重要視する教育内容に変わりつつあります。今後は大学受験などにおいても小論文や面接などで人物評価をする総合型選抜が増えると予想されています。もちろんテストの成績は重要です。しかし、それだけでは太刀打ちできない時代になるでしょう。このドリルは新しい知識を学ぶ為のものではありません。今ある知識を使ってひらめかないと解けない問題ばかりです。最初は慣れない問題形式に子供も戸惑った様子でしたが、ヒントもあるので徐々に楽しくなってきたようです。このドリルを通じて楽しく「非認知能力」を鍛えていって欲しいな、と願っています。