【わけあって絶滅しました。】
監修:今泉忠明 著:丸山貴史 発行:ダイヤモンド社
以前、お友達に誘われて「わけあって絶滅しました展」へ行ってから子供たちが大ハマりしたこちらの本。イラストと共に絶滅動物がインタビュー形式でおもしろ可笑しく紹介されています。さすが、副題に「世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑」と書いてあるだけに、子供ウケはバッチリです。しかし内容は至って真面目で、生命の誕生話から絶命することは悪なのか、なぜ絶滅したのか、今後新たな絶滅が訪れないようにするには私たち人間は何をすべきなか、など非常に学びになることが書かれています。正直、既に絶滅した種を知ることに何の意味があるのか、と思う方もいるかも知れません。が、絶滅した理由を知ることで大昔の地球環境や、今まだ生き延びている生物の祖先を知ることもできるのです。子供はもちろん、親御さんも十分楽しめる一冊となっています。