目次
小学校に入る前から字を習わせるべきなのか?字を習わせるメリット、デメリットを徹底解説!!
小学校入学を控えた子供が字を書くことができる時期に不安を感じている父兄の方は多いのではないでしょうか?早く教えた方がいいと思われる方が大半だと思いますが、必ずしもそうとは限りません。今回は、字を教える時期から、入学前に字を教えるメリットとデメリットにもしっかりと解説していきますので参考にしてください。
字は何歳から書けるようになるのか?
字は何歳から書けるようになるのか。小学校入学を控えたお子様がいる父兄の方々は心配な話題ではないでしょうか?小学校から字の読み書きの授業が始まります。しかし、親の考えとして入学前から字を書くことが出来て欲しいと思うものです。では、実際何歳から字は書けるようになるのか?文部科学省の統計によると個人差はあるものの、4歳くらいから書くことが出来るようになる子供が多いとの統計が出ています。4歳ということは年少から年中くらいの年代ですね。実際、本格的に学習するのは小学校入学の6歳からになるので、早く書くことができるようになることになります。
未就学の子に字を教えるメリットとデメリット
父兄の方々は小学校入学前に子供から字を書けるようになってほしいと思っているでしょう。早く身につけば良いだろうと思う半面、むりやり教えても良いだろうかと思っている父兄の方もいるのではないでしょうか?そこで、未就学の子供に字を教えるメリットとデメリットについて解説します。
字を教えるメリット
小学校で勉強するのはわかっていて入学前から字を教えることにメリットはあるのでしょうか?入学前から字を教えた子供は、物事を考える力が養われます。子供にとって勉強の基礎が字の読み書きになるので、早く字を教えた子供は勉強をするという行動にも慣れがでてくるでしょう。勉強することに慣れておくことで、小学校の勉強も抵抗なく学習することができます。意欲的な学習ができる基礎が出来ること、これが最大のメリットです。
字を教えるデメリット
早く字を教えることにデメリットはあるのでしょうか?早く教えることでデメリットとなりえることがあるのです。子供に絵本の読み聞かせをする時期は、子供の感覚が養われます。字を早く読み書き出来るようになると、感覚で絵本を見ることより字に集中してしまうのです。
未就学時期は目で見たものや感覚で感じたことが脳にいい影響を与えてくれます。親御さんが読み聞かせてくれる話を聞きながら、物語や風景を感じられる力が身につきます。感覚で感じる力を養う大切な時期を逃してしまうというのがデメリットです。
未就学の子が勉強できるおすすめの本
未就学の子供でも字の勉強ができる本がたくさん発行されていますので、なかでもおすすめな本を紹介していきます。
1日10分で 字がきれいになる ねこねこ美文字
講談社から発売されていて、受験を控えた子供たちに教育してきた方が監修をした170万部を売り上げている本です。大変な受験戦争を控えている子供や父兄の方の相談に乗ってきた経験を持ち、筆者は児童絵画指導のカリスマと呼ばれた方です。一日10分できれいな字を書けるようになれるをコンセプトに書き順やきれいな字を習得することが出来ます。とてもおすすめの本です。
くせのないきれいな字になるひらがなれんしゅうちょう
幼児から小学校低学年まできれいな字を書くことを学習できる本です。勉強を苦痛に思わないようにするためのいろいろな工夫がされています。ゲームやイラスト、子供が興味を持ちそうなものの名前など学習して楽しい内容が盛りだくさんです。
ミルミルきれいな字が書ける! 子どもの美文字 ひらがな練習帳
未就学児のために考えられた美しい文字を身につけられるひらがな練習帳です。字のバランスや、はね・はらいなどの正しい基本パーツが自然と身につく一冊で、未就学児から文字を書くことの基本が身につきます。飽きが来ない対策としてキャラクターと一緒に楽しく取り組むことができ、親子でコミュニケーションを取りながら学習出来ます。学習のまとめには、お友達に向けて手紙が書けるチャレンジページがあり、本の最後には実際に郵送できる手紙付きです。
字の勉強におすすめの筆記用具
字を勉強するにあたってえんぴつ選びはかなり重要なので、なかでもおすすめなえんぴつを紹介していきます。
くもん こどもえんぴつ
くもんのこどもえんぴつは未就学児の字の練習におすすめです。こどもえんぴつの特徴は持ちやすいように持ち手が三角形になっています。三角形になっていることで正しい握りを覚えることができます。もう一つの特徴は、芯の濃さが濃く設計されていることです。子供は力が弱く、薄く硬いえんぴつでは筆圧が弱まってしまうので、くもんのこどもえんぴつは芯の濃さが濃く設計されています。
えんぴつ 持ち方グリップ 左右兼用
持ち方グリップはペンにグリップをつけて持ち方を矯正する事ができ、えんぴつやシャープペンシル、マジックペンに装着が可能で形状問わず持ち方を学習することが可能です。左右兼用のため、左利きの子供にも安心の設計になっています。
Yo-i おけいこえんぴつセット6B
おけいこえんぴつセットは、はじめてえんぴつを握る子供用に作られました。えんぴつには、握る場所が分かりやすいようにお父さん、お母さんとお兄さんの絵柄がついていて絵柄の部分に指を置くことで自然な握りになります。芯の濃さは6Bの濃い芯で力の弱い子供でも安心で、左右兼用になっているので左利きでも使用できます。
まとめ
今回は、字は何歳から書けるようになるのかについて解説してきました。
字を早く書けるようになる、早く学習させることにメリットもありますがデメリットもあることが理解できたのではないでしょうか?
字を学習するにあたってのおすすめの学習帳や筆記用具について解説していますので学習の参考にしてください。