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子供時代に音読障害に悩まされた、脳科学者の加藤俊徳さん監修の本です。
音読が上手にできるようになるには、脳の8つの場所を使いこなさなければならないそうです。この本は、脳の8つの場所をスムーズに発達させるように工夫されています。
寝る前の音読は、脳に記憶が定着しやすくなることが脳科学的に証明されているだけでなく、良質な睡眠をもたらします。寝る前に子供に読んでもらったり親が読んであげたりすると、コミュニケーションの時間にもなりますよね。短歌や俳句や古典など、いろいろなジャンルのお話が366日分も収録されているので、普段使わない言葉や表現を学ぶこともできます。
実際に私も、これどういう意味?とよく子供に聞かれます。読み進めるにつれて、字が小さくなりレベルが上がっていきます。イラストがたくさんあり難しい話には解説もついているので、小学校入学前から使用できるでしょう。子供たちの小学校の土日の音読の宿題は、なにを読んでも自由なので、この本を読むことが多いです。
1年生のころは音読に悪戦苦闘していましたが、気づけばスラスラと読めるようになったと思います。