「勉強しろ」と言うけれど、勉強の仕方がわからない
具体的に何をすればいいの?
定期テスト前は「勉強しなきゃ」と思ってはいても何をしたら良いのか分からない。勉強の仕方がわからなければ、「勉強をしたい」と思ってもやりようがありません。このようなご質問を多数いただくので、勉強法をご紹介したいと思います。普段の勉強は教科書を基本にすれば十分!
普段の勉強については、教科書を基本に進めていく形で問題ありません。教科書に出てくる問題を解きながら、理解を深めていきましょう。授業中に先生が強調した部分や「テストに出るぞ」と言った部分などは、特に重要な箇所になるので、しっかりと理解しておくことが大切です。また、普段の勉強の仕方がわからない人は「効率」を重視し、「何を」「いつ、どのように進めるのか」を明確にして、勉強のスケジュールを立てていくようにしましょう。
暗記しなければいけないものは早めに始める
数学の公式、英語の単語や文法、国語の漢字など、暗記しなければいけないことがたくさんあります。暗記というのは、短期間で一気に覚えようとしてもなかなか上手くいきません。一番効果的な方法は、日々のくり返しの中で少しずつ計画的に覚えていくことです。
たとえば週に1度、新出単語や文法などを暗記するための単語帳を作り、書き込んでいくようにしましょう。
そして、記憶が新しいうちにくり返し練習し、早いうちに身につけてしまうことをオススメします。数学であれば、公式を使った問題を積極的に解いていき、公式の使い方を身につけてしまいましょう。
復習は分からないことを見つける。復習をする際は、特に分からなかったことを重点的に見直しましょう。最初は「何が分からないのかが分からない」という状態です。そして、この状態のまま放置してしまうのが一番危険なことです。
まずはどこがわからないのかを特定し、どうすれば克服できるのかを考えましょう。自分一人では、分からない所が特定できない際は、当教室にご相談ください。無料体験レッスン中に、スタートポイントを明確にし、今しなければいけないことをお伝えします。
問題をたくさん解こう
学んだことを演習で使いこなせて、初めて習得したと言えるようになります。そこで当教室オススメの個別演習講座で徹底的に演習していきます。「得た知識を使う」演習の場を多く設けなければ、実力はつきません。解説がしっかりとついているパワトレ講座を活用いただくと更に効果的です。その時に重要なのが、自分が間違えた問題をメモしておき、どこが苦手なのかをノートにまとめていきます。自分の弱点を把握し、テスト前のような限られた時間に見直していきましょう。。
国語:「文章を読むこと」に慣れる
ここでは、国語についての勉強法をお伝えしていきます。
国語の勉強は2種類あります。
①暗記・・・漢字や文学史などを覚える ②文章読解・・・物語文や説明文を読んで答える
暗記ものは早めに覚えるとして、国語においては読解力がなければ点数が取れません。その時にポイントになるのが、「文章を読むこと」に慣れることです。テスト等でも必ず出てくるのが「長文問題」です。この時に文章を読むことに慣れていないと、読むのに時間がかかってしまい、最後まで解き終わらない。まずは教科書に出てくる文章を毎日、スラスラ読めるようになるまで音読しましょう。
普段の勉強方法としては、まずは「文章を読むこと」に慣れることが肝要です。これをくり返すと、読むスピードが上がり、いつの間にか漢字の知識が増えていきます。言ってみれば音読が、国語の勉強の土台となります。
英単語を覚えるには、声に出して読むこと・書くこと
英語の勉強は、文法・単語の暗記をはじめ、覚えなくてはいけないことがたくさんあります。暗記が苦手という方にオススメなのが、「五感を使って記憶すること」です。単語帳を眺めるだけでは、覚えるの難しいでしょう。人間は文字を発明してそれを書いていくことで、記憶として定着させていきます。そして目標や暗記しなければいけないものを紙に書いて、それを何度も見ることで記憶が強化され、脳の潜在能力に働きかけ力を発揮します。そして書いたものを見るたびに「私はこれをいつまでに覚えなければいけないんだ」と脳に強くインプットされていきます。
そこで、覚えたい単語は、まずは目で見て、次に何度も音読し、紙に書いてみましょう。手を動かすことで、自然とスペルがインプットできます。このように、色々な方法を用いて覚えることで、暗記が苦手な人でも効果的に対策をすることができます。
数学の点数をUPするコツは、計算ミスを防ぐこと
「この問題、わかっていたのに計算ミスをしてしまった…」と悔しい経験をした方はいませんか?
計算式の途中でミスをしてしまう。正確に計算する練習をくり返し行うことをオススメしています。短時間でも構わないので、毎日練習を行うことが大切です。また、計算ミスの共通点を知ることも大切です。「符号を変える時に間違える傾向にある」など、ミスをしやすい部分を把握します。試験の時に「ここはいつも間違えるところだから、慎重に解こう!」と注意し、計算ミスを防ぐことができるのです。
勉強というのは「分からない」状態が続いてしまうと、ドンドンやる気もなくなっていきます。なるべく早い段階で「分からない」ことを解決していくようにすると、やる気も維持でき、楽しんで勉強できるようになっていくでしょう。
なぜ当教室は、「書くこと」にこだわるのか?
小学校の授業では、文字が書けるようになると、文字を書く練習をたくさんします。
①黒板をノートに写す ②問題に対する答えを書く ③日記や作文などの宿題が出される……。
子どもたちは、文章を書きながら、多くのことを考えなければいけません。「文章を書く」ことで、自分の考えや思いつきをアウトプットし、頭の中の思考を整理することができるようになります。書くことは、自分の考えを整理するだけではありません。たとえば、自分の感じたことをメモに書いて渡したり、お友達に手紙を書いたりします。感想、メモや手紙は相手に対して書くものです。そのため相手が自分の文章を読んで、どんな気持ちになるのかを想像しながら書かなければいけません。同時に文字を丁寧に書こうという気持ちにもなり、相手への思いやりにもつながります。
鉛筆は、使った分だけ短くなる。そして、子供たちは短い鉛筆に誇りを持つと同時に、努力を認めてもらいたいと願っています。努力を認めてもらえたら、自信が生まれ、やがては「自己肯定感」へと繋がります。短くなった鉛筆を大事そうに、筆箱に入れて使っている子どもを当教室ではよく見かけます。ものを大切にするという気持ちは、自分にとって大切な道具だという実感から育まれるのかもしれません。短い鉛筆を誇らしげに見せてきたときは、「よく頑張って書いたね。」とたくさん褒めてあげたいなと私は思います。またノートを一冊使い切った子供たちには、ご褒美を渡しています。小さな子供達が一生懸命努力して、ノートを使い切る。
◆ノートと鉛筆は努力の証!◆
このような姿を目の当たりにすると、とてもうれしい気持ちになります。
教室の生徒たちを我が子のように愛おしく思います。だからこそ、時には厳しく注意することもあります当教室は、とても人情味あふれる温かくも厳しいところです。
●書くこと」を通して、「考える力」を育てる
前段で述べたように、小学校では「書く」ことが学習においてとても重要です。そして、「書く」ことを通じて道具の大切さ、努力することの大切さを子どもたちに伝え続けようと思います。
お正月と言えば、年賀状がありますね。最近では、メールやSNSで挨拶をすませるかたも増えてきましたが、年賀はがきを使って手書きで挨拶をする習慣は、今でもなお残っています。これからも残し続けたい日本の文化です。
お気軽にお問い合わせください!080-9426-5944(村上)