暗記はいかに繰り返すかがポイントです!
①エビングハウスの忘却曲線をご存知ですか?
②どのように忘れていくのか?
人は10個の物を暗記したとして、1日後に1つ、2日後に2つ、3日後に3つという風に順番に忘れていくのではありません。20分後に42%、1日後に74%を忘れると言われています。ちなみに1ヶ月後は、79%しか忘れません。したがって、最初の1日目にほとんど忘れてしまうのです。
③どのように打開するのか?
忘れることを前提に、どのように覚えていくのかを考える必要があります。忘れないためにすべきことは、「繰り返すこと。」ただこれだけです。ただし、ただ闇雲に覚えてもラチがあきません。覚えた知識は、何回か繰り返せば長期記憶となります。
④「タイミング」を知ろう!
タイミングは4回。学習した後の10分後、1日後、1週間後、1ヶ月後。覚えた直後なので、少し確認するだけですぐに思い出せます。そして1日後。1週間後に覚えたかどうかの確認をします。
⑤メモをしよう!
プリントやノートなどに覚えた日と、復習した日をメモしておきましょう。以上の5つを踏まえて暗記していくと、約80%が長期記憶として定着するという研究結果のようです。
効率よく暗記するには。。。
⑥目次を覚えよう
なぜ目次を覚えるのか?、覚えても意味がないのでは?と思うかもしれませんが、信じて試してみてください。目次にはその本の内容が端的に示されています。目次を覚えることにより、本の内容がある程度つかむことができます。そして目次を覚えるということは、知識を覚えるための引き出しを準備することにつながります。テスト前には、「これはあの分野だ!だから何ページ辺りだな」と頭の中にある引き出しを開けやすくなります。思い出すために5分使うなら、答えを見て繰り返し覚え直す方が効率的です。最初は大見出しだけ。その次に中見出し。最後に小見出しを覚えるのも良いでしょう!とにかく初めは大雑把に覚えて、繰り返しましょう。
⑦ページを覚えましょう
これは何ページにあったな。覚えた見出しは何ページだったか。教科書をペラペラめくり、確認することを日課にできるとベスト!慣れてきたら次は図や表がどの辺りにあったのか。段々と細かく覚えていくことをオススメします。何回も繰り返していくと、頭の中で教科書をめくるこような感覚が構築されていきます。
⑧自分で解説をしてみましょう
最後に覚えた目次を見ながら、誰かに分かりやすく解説してみましょう。または解説をノートに分かりやすく書いてみましょう。解説や説明をするためには、頭をフル回転させて思い出さなければできません。まずは説明できることから、説明してみる。分からないことに、こだわらない。あれなんだっけ?という疑問を持てれば、次に教科書を読んだときに吸収力がUPします。